お知らせ
新学群
2022.5.29
101年目のプロポーズ
朝日新聞東京本社版の本日付の朝刊に上記画像の広告を出稿致しました。
某トレンディドラマのようなタイトルですが、
実は5月29日は、桜美林大学を構成する桜美林学園の創立101周年の記念日で、
それにかけて今回の101年目の誓いを掲載しました。
ご覧になった皆様にお伝えしたいことは、
本学100周年を迎えて新長期ビジョンのUnique & Sharpです。
新長期ビジョンの二つのキーワードのうち、
「ユニーク」はその言葉通り独自の価値創造を目指すことです。
桜美林大学に関していえば、日本に大学が780校以上もある今、他大学と同じことをやっていても仕方がない。その前提に立ち、社会に求められながらもまだ実現できていない研究に取り組んだり、新しい発想で複数の分野を組み合わせて価値を創造したりと、学際的な学びを実践する桜美林の土壌を活かした教養以上の学びを提示していきたいと考えています。
「シャープ」とは、そうした取り組みをいかに際立たせるか、分かりやすく言えば「尖る」ことです。
例えば学群ごとに異なる留学制度を設けるなど、全学共通の制度を廃止して学群ごとに資源配分することで、それぞれの際立ちを強めていきます。
Unique & Sharpの詳細は下記画像(畑山学長)をクリックするとご覧になれます。
①教育探究科学群※設置届出中 を2023年4月開設予定
2023年4月に教育探究科学群を新設予定です。
教員養成に特化している教育学部とは違う「新スタイルの教育学」を提供します。
この学群を、受験生や保護者の皆様・高校の先生方へ、下記の考えのもとご紹介します。
■「教育」「探究」「科学」群
1.教育をめぐる時代背景
「激動の時代」
ヒトがヒトや社会に期待されて活躍を続けるには、進化を続ける(学び続ける)必要があり、戦後構築された学びのプログラム(カリキュラム・学び方・評価方法から、令和以降の時代のあり様に教育がパラダイムシフトをする必要があると本学は捉えております。
【時代による教育変革の事例】
・児童・生徒一人ひとりがタブレットを持って教育を受ける
・小・中・高校で学ぶ教科・科目がYouTubeやテレビ(NHK Eテレ)等で学べる
・コロナ禍で体験した学校に集わず学ぶ
2.教育とは何かを改めて考え・学び・次の時代へと受け継ぐ機会
(1)教育学と向き合うこと
「教育」のあり様が大きく変化をする今日の社会において、改めて、教育を問うために教育学に触れ・学び・考え・次の社会にプログラムを提供する必要がある。
【提供する学問の一例】
・人のあり様に関する考え方として哲学
・人のモチベーション、自分を信じてチャレンジできるための自己肯定や心理的安全性担保の理解や、場の形成にかかわるココロのあり方としての心理学
・社会の理解や社会のあり様を考える社会学
・学びを体系的に作り込み、成果や評価などを通してより精度の高いプログラムを作り込む教育工学
(2)実社会と向き合うこと
机上での学問だけでは、社会の現実と乖離するため、実習などから教育現場や社会現場の課題を切り取り、一つの「問い」(4年間ですと複数の「問い」)として、探究活動を行うことが、より実践的なチカラを身に付けられる。
(3)社会から信任を得るための手法を習得(科学)
社会的に信ぴょう性を得るための科学的なアプローチ(データサイエンス等)を自らの能力の一つに添えることで、教職や他の公的資格に相当する能力を備え、社会で活躍する、または社会に出る時の自己肯定を支える武器を備える。
(4)教育学は学校・大学だけのものではない
実社会においても、新入社員研修・能力別研修・階級別研修・マネジメント研修など、さまざまな研修があり、こうした人材開発をするにあたってのカリキュラム・プログラム・企画運営・評価など「HR」(ヒューマン・リソース)の分野においても、人々をインスパイアし生産活動の向上に、教育学の知識や学び・活動の経験は重要であると考えます。
3.大学であえて探究を行う意味
高校の「探究」では、学習指導要領・大学入試・高校生活という制限のある中で、できる範囲は限られていると思います。大学における探究は、本人がリミットをかけない限り無限であり、高校でやり残したこと・不完全燃焼だったことをその実現に向けて行えると考えております。
教育探究科学群の詳細は、下記画像をクリックするとご覧になれます。
➁探究プログラム「ディスカバ!」の開催
ディスカバとは、高校生のためのキャリア支援プロジェクトです。
学校では学ぶことができない、これから社会へ羽ばたいていくために必要な体験や出会い、新しい自分を見つける学びの場を提供してします。
今年度から、高校では本格的にスタートした探究学習。
英国数地歴公民理科の主要科目による基礎学力修得はもちろん重要ですが、知的好奇心を探究しそれに必要な知識を修得しリサーチ方法を学ぶプログラムを、本学ではかねてから提供しています。
※高校への出前授業も行っております。
ディスカバ!の詳細は下記画像をクリックするとご覧になれます。